2018-07-06 第196回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第5号
○石川博崇君 前回の公職選挙法の改正で新たに導入されました合区制というものは、投票価値の平等を図るという最高裁の要請に応える上で、都道府県単位を維持しながら投票価値の平等要請を図ることはもはや困難であるという認識から導入されたものでございます。
○石川博崇君 前回の公職選挙法の改正で新たに導入されました合区制というものは、投票価値の平等を図るという最高裁の要請に応える上で、都道府県単位を維持しながら投票価値の平等要請を図ることはもはや困難であるという認識から導入されたものでございます。
委員会におきましては、北澤俊美君外四名の発議の公職選挙法の一部を改正する法律案と一括して議題とし、参議院創設時における地方区の定数配分の考え方、四増四減案により較差是正を図る必要性、合区による較差是正とその評価、投票価値の平等要請と参議院の選挙制度の基本的枠組みの維持、都道府県単位の選挙区が果たしてきた役割、参議院の在り方にふさわしい選挙制度の構築の必要性等について質疑が行われました。
我が党は、投票価値の平等要請に可能な限りこたえる立場を表明をし、反対の討論を終わります。 ─────────────
原則はあくまでも地方団体が確定すべきものでありますけれども、五十六年七月の都議会議員選挙でこれが問題になりまして、五月十七日、最高裁の第一小法廷は、公選法十五条七項は、この憲法の平等要請を受け、地方議会議員の定数について人口比例が最も重要かつ基本的基準であり、有権者の投票価値が平等であることを強く要求している、だから議員一人当たりの人口で最過疎区の千代田区と最過密区の練馬区との——これは二十三区内と